夏だ!海だ山だ、UVだ!レジャーだキャンプだ、汗だ!体臭だ!おまけに夏冷えだ!夏は肌にとってトラブル含み。体のあちこちで気を使わなくちゃいけないことだらけ。
特にボディメイクをし、コンテストや大会のため、日焼けが大前提となっている私たちですが、日焼け後のケアで悩まれている方多くないですか?
今回は上手な日焼けの仕方と、私自身の日焼け後のケアについて、ご紹介します。また、日焼けの大敵は、紫外線だけではないということも、ご紹介いたします。
男っぷりをあげる!?きれいな日焼けの仕方
色ムラなく日焼けするポイントは、一気に焼かないこと。全く日焼けしていない初期段階は、日焼け止めクリームを塗り、皮膚に紫外線による負担をかけないため、予防しながら焼いていくことが重要です。
日焼け止めを塗ったら、日焼けしないのではないか?と思ってしまいがちですが、そうではなく、PA値の低い日焼け止めは、サンバーンを防ぎながら肌を焼くことができるのです。
ある程度日焼けしたあとであれば、サンオイルでも大丈夫です。紫外線に対する抵抗力ができているので、サンオイルでもサンバーン(肌のやけど状態)を防げます。
顔や肩、首などある程度焼けやすいところは日焼け止めを入念に塗りましょう。日サロなどで焼く場合は、タオルで顔を覆っておくのも手です。海で焼く場合、海から上がった後やタオルで拭いた後は、こまめに塗り直しましょう。
きれいな日焼けは一日してならず。海で焼くなら一日3時間以内に。それ以上焼くと真っ赤になったり、まだらになったりしてしまいます。すぐに真っ赤になったり、色白の方が、きれいに日焼けしたのであれば、まずは日焼けサロンや日焼けマシーンで下地をつくるのが一番です。
いきなり日光を浴びると有害なものの影響を受けやすいので、有害物質のない日サロのマシーンで軽く焼くことがムラもなく肌への負担も少なく、色白な人だったら、なおさらのこと、突然日光を浴びて日焼けをすることは避けた方がいいです。
きれいに焼きたいのであればサンオイルを使った方が、ムラなくきれいに焼けるでしょう。
日焼け直後は、保水・保湿!
太陽をたくさん浴びたら、まずは冷水を浴びて火照った肌をクールダウンさせることです。肌がヒリヒリしたり、ほてりを感じる時は、炎症が起きています。
この状況の間は、まず肌を冷やすことが大切です。冷たいおしぼりやペットボトルなどを当てて、できるだけ熱をとること。
肌が火傷した状態にあるので、冷却し肌を落ち着かせてあげます。たくさんの日光や紫外線を浴びた肌は乾燥しやすいので、肌に水分を補給することが大事になります。
そこで、低刺激、アルコールフリーや無添加系の化粧水でたっぷり肌へ補給しましょう。炎症が起きている間は肌が敏感になっているので、美容成分が刺激になることも。
スキンケアをする場合は、肌を十分冷やしてから、成分数の少ないシンプルな処方のもので保湿ケアをしてください。
自分が使っているのは、この化粧水
RG92マルチアクティブローション。
日焼けした顔や身体に数回スプレーして、塗りこんで使います。乾燥やヒリヒリが気になる時や就寝前にスプレーすることで、就寝中の乾燥も防ぎます。
化粧水の後は、保湿オイルで。化粧水だけだと蒸発してしまい、余計に肌を蒸発させてしまいます。なので、サランラップの役目を果たす乳液か保湿オイルが必須です。
自分が使うのは、この
RG92マルチアクティブオイル。
皮膚は紫外線を浴びると防御反応が働き、角質を厚く変化させます。その結果、角質内の保湿成分が足りなくなり、肌が乾燥してしまいます。このオイルは驚くほどの浸透性でとろけるように肌になじみ、お肌の皮脂バランスを整えます。
炎症が治まったら、攻めのケアを!
ひりつきやほてりが治まったら、美白ケアを初めてOKか。ほぼ大丈夫ですが、日焼けで真っ赤になったら、肌内で炎症が続く1ヵ月はお休みにしたほうがベターです。
実はその間に一番大切なのはビタミンAの補給です。ビタミンAは肌のバランスを正常に保ち、ダメージをケアする働きがありますが、紫外線に当たるとどんどん壊れてしまうんです。
だから、保湿すると同時にビタミンAを補うコスメを使うのもいいし、ビタミンAに加えビタミンB群も補うヨーグルトパックもおすすめです。紫外線を受けた肌を健やかに整えるエンビロン モイスチャージェルは、ビタミンAを中心にC・E・Bなど肌に必要なビタミンを豊富に配合。保湿しながらシミに働きかけ、ワントーン明るい肌にしてくれます。
日焼け止めを塗っていても肌は紫外線でかなりダメージを受けているので、日焼け後のケアはしっかり行いましょう。日焼けしている期間やコンテストや大会までは、毎日お肌のケアが必要です。
なぜなら、日焼けで一番コワイのが、シミ・シワ・たるみといった肌トラブルです。シミ・くすみ・にごりのない肌は、やっぱり美肌の頂点。シミ・くすみが濃くなってしまうのは、メラニンの生成工場であるメラノサイトの暴走が原因。これを眠らせることで本来のメラニン生成サイクルを取り戻し、平和な美肌が実現できます。
海やプールで肌をさらすことの多い夏。日焼けした肌で女子の視線を釘付けにしたいけど、焼いた肌は痛いと思っている男性の皆さん。これできちんとした焼き方やケアがわかったと思います。
キレイな褐色肌で、女子の視線を釘付けにしましょう!肌に負担をかけない日焼け方法と焼いた肌を美しくキープするケア方法をしっかり抑えてキレイな日焼け肌で楽しみましょう。
紫外線以外にもコワイ存在があった。エイジングを加速させる「近赤外線」って?
女性にとって、紫外線ブロックは当たり前。近年は紫外線以外でエイジングを進行させてしまう要因が注目されている。今、世界中で研究されている「近赤外線」って?
紫外線がさまざまなエイジングサインを起こすのはいまや常識ですが、最近良く耳にするのが「近赤外線」。太陽から放出される光の一部で、波長によって「近赤外線」「中赤外線」「遠赤外線」に分けられます。中〜遠赤外線は温熱治療器などに、近赤外線も計測器などに応用されていますが、近年は近赤外線の肌への悪影響が研究されるように。
というのも、近赤外線は肌で知覚されにくく、照射反応が遅れて出てくるためこれまで研究があまり進んでいなかったのです。しかし、改めて近赤外線が研究され、さまざまなことがわかったのです。
生体反応が遅い近赤外線を日数をかけて研究したところ、3日後にコラーゲンを破壊する酵素が浴びた直後の2倍に増えていたのです。これは紫外線に匹敵するくらいの多さです。しかも、太陽光に含まれる近赤外線の量はUVAの約4.8倍!
さらに近赤外線はUVAより3倍以上真皮の奥に入り込むことが知られています。UVAより圧倒的に照射量が多く、真皮の奥に入り込む近赤外線は、コラーゲンにダメージを与え、真皮を深層から壊すコワイ存在です。
さらに、バーシカンにも悪影響が。胎児期に多く存在し、大人になるとその量が減少するバーシカン。バーシカンとは、線維芽細胞が生み出す糖タンパク質のひとつ。胎児が皮膚を作るときにコラーゲンよりも先に出場し、真皮を作るため線維芽細胞が働けるような足場を提供するものです。
バーシカンを増やせれば肌を土台から立て直すことが可能になります。また、バーシカンは、コラーゲンとヒアルロン酸を結びつける手を持ち、保水能力を高める働きもあります。この量が多いほど保水力は上がります。
ところが、近赤外線を浴びて4時間でバーシカンとヒアルロン酸を結びつけている手が破壊されるため保水力も下がります。つまり、バーシカンにとって紫外線、近赤外線は大敵なのです。
紫外線によって肌の表皮のバリア機能が低下すると、表皮、角層の水分の蒸発量がアップします。すると、必要な水分を真皮から吸い上げてようとします。
しかも真皮は、紫外線と近紫外線によってバーシカンが働けないため、保水力がダウンし、脱水状態に。つまり「真皮水分不足状態」では、エイジングがさらに進行してしまうことになります。
「真皮水分不足」の肌には、潤いを与えるだけでなく、保水能力を高めるバーシカンを増やすことが解決の近道。紫外線&近赤外線のカット、そしてバーシカンを効果的に増やすこと、これが日中のケアに必要なことです。
確かに夏の肌は乾くことを実感していたけど、まさか肌の奥から水分不足状態になっていたとは驚きでしょう?真皮の保水力が低下していたから潤すだけではダメだったんです。恐るべし近赤外線!紫外線と同時に近赤外線カットも要注意です。
ブルーライトでも肌が焼ける!
そして、もう一つ気をつけなきゃいけないのが、ブラーライトもなんです。毎日ケアしているのに、なぜかシミができたり、くすんだりするのはどうして?
実は紫外線だけでなく、ブルーライトもシミやくすみの原因になっているんです。パソコンやスマホの普及によって一日中浴びるようになったブルーライトが、知らず知らずのうちに肌を濁らせているのです。
UVA・UVBはもちろんこと、ロングUVA・DeepUVAまでしっかりカットする日焼け止め商品まで出ているこのご時世。このたび盲点だったブルーライトからも肌を守るブルーライトシールドという商品まで登場しました。
ブルーライトとは、可視光線(目に見える光)のうちもっとも波長が短く、強いエネルギーを持つ光。そのエネルギーを日常的に浴びることで、肌がダメージを受けるのです。
ブルーライトが目に負担なことは良く知られていますが、実は肌にとっても大きな負担、肌の奥にまで届いてダメージを与え、シミやくすみの原因になっているのです。コスメ史上初の快挙であり、パソコンの前で長時間作業している人、スマホを長時間見ている人は是非使ってみて欲しい。
また、紫外線、ブルーライト対策のほか、大気汚染、肌ストレスには…という成分なども配合し、あらゆる肌環境から肌を守ります。あらゆる環境から肌を守ることは、エイジングケアの基本です。美肌を保ちたい現代女性の必需品となることでしょう。