ただいま絶賛増量中の、相澤飛鳥です!
私はこれまで学生ボディビル選手権に3度出場し、そのたびに減量を経験してきました。その中で私に合っていると実感する減量は「高蛋白質(P)・高脂質(F)・低炭水化物(C)」による方法です。
私がはじめて減量を経験した際は大会までに4ヶ月の期間を設けました。とにかく沢山身体を動かして消費エネルギーを増加させ、食事は蛋白質だけで脂質・炭水化物はカットし、摂取カロリーを最小限にしようと考え実行していました。
当時は減量に関する知識が全く無かったのです。
筋量を著しく減少させただけではなく、大学の授業にも支障をきたすほど体調を崩すことが何度もありました。今思い起こせば、なんて無駄なことをしたんだろうと反省しています(笑)
現在の減量の進め方は概ね3段階に分けます。
第1段階は減量の導入期で、PFCバランスを増量期のバランスから徐々に変化させていきます。
第2段階では炭水化物を必要最小限にし、代わりに脂質エネルギーの依存率を高めた減量を進めていきます。この段階では1日の運動量に応じて多少炭水化物量に変化を加えたり、5〜7日に1回のペースでチートデイを入れます。チートデイでは毎食満腹にならない程度になんでも食べます。
第3段階は大会1ヶ月〜3週間前で、徐々に炭水化物量を増加していきます。
ちなみに前シーズンでの減量中の主な1日の食事は、全卵6〜10個、牛肉1キロ、無塩トマトジュース1リットル、ブロッコリー大量がメインでそのほかにマルチビタミンミネラルのサプリメント、プロテインは起床時だけ、トレーニング前後はBCAAを摂取していました。
前シーズンの減量期間は5ヶ月で、78キロから70キロまでの減量幅でした。
トレーニングに関しては特に変えません。使用重量もほとんど変化がなく、むしろオフより調子がいいため、充実したトレーニングができます。
私はこの方法が自分にとってベターだと感じていますが、万人に共通する方法とは考えていません。個人にとってベターな方法を見つけ出すには、やはり自分の身体で試す以外にはありません。
これから大会に出場してみようと考えている方は、1つの情報に頼らず、様々な方法を実践してみましょう!