筋トレ効果を高めるセルフケア/ウェーブストレッチリング
君は筋トレ中毒になっていないか?筋肥大を望むばかりに筋肉を酷使し、関節に負担をかけ身体のいろんな箇所に爆弾を抱えてはいないだろうか?
古くから「急がば回れ」ということわざがあるように君が本当にボディメイクを成し遂げたいのなら焦ってトレーニングばかりするのは禁物だ。様々なツールを利用しセルフケアの方法を学び適切なケアをすることでトレーニングの効果を最大限に高めてもらいたい。
そこで、今回ご紹介する筋トレ効果を高めるセルフケアアイテムは、
ほぐす・伸ばす・引き締めるが可能なエクササイズツール「ウェーブストレッチリング」です。
身体にはいくつものアーチが備わっています。そのボディアーチが整っている人の動きは、とてもしなやかで美しい。
トレーニング前のウォームアップとして、身体のアーチをウェーブストレッチリングのアーチで刺激することによって、短時間で体幹を安定させたり、可動域を広げたりすることが可能となり、正しい動きでトレーニングをすることができるようになります。
開発者 ボディアーチメイクアドバイザー/牧 直弘 先生
<ウェーブストレッチリングの歴史>
中国武術で使用する「ラタンリング」からアイデアを得て、ストレッチができて、コアにも連動するツールが作れるのではないかという発想からスタートした。
ただ丸いリングでなく、そこにアーチをつけることでマッサージができ、さらには、トレーニングもストレッチもできる、トータルコンディショニングができるツールとして、開発開始から10年の歳月が経た2005年秋、ついに完成形リングと専用プログラムは誕生した。
体幹を安定させ、トレーニング効果を高める
・足指でリングをつかんだり離したりを繰り返す
・足指の付け根あたりでリングを踏む逆の足も同様に行う
<足指アーチへの刺激>
足底の刺激は、足裏の固くなっている筋肉ほぐし、内外の足底アーチを生み出すことで、身体のバランス感覚を養い、体幹の安定へと繋がり、更なるパワーを引き出せるようになる。
<足裏内側・外側アーチへの刺激>
親指側側面、小指側側面を足を左右に揺らしながら刺激する
<足指間の刺激>
それぞれの足指の間に刺激を入れる。
肩甲骨周りの可動域を広げて、トレーニング効果を高める
ウェーブストレッチリングを外側・内側にテンションをかけて動かします。僧帽筋や菱形筋などへの刺激が入り、肩甲骨周りが安定しトレーニングの際に正しい動きをすることができます。
<肩関節の屈曲・伸展>
リングの両脇を押しながら腕を前後に動かす
<肩関節屈曲位での肩甲骨の拳上・下制>
腕を前に伸ばして、リングの両脇を押しながら肩を上下に動かす
<肩甲骨周囲・上方回旋>
リングの両脇を押しながら、肩を引き上げる
<肩甲骨周囲・下方回旋>
リングを左右に引っ張りながら、肩を引き下げる
<腹位(ドローイング)脊柱の屈曲>
お腹をへこませる動きや状態のこと。骨盤底を引き上げるイメージで腹圧をコントロールします。
ドローインを使った胸式呼吸により、コア(腹横筋・多裂筋・横隔膜・骨盤底筋群)の強化を期待できます。又、胸骨が開くので、胸部をより強化するために役立ちます。
フィットネス&ボディメイク情報誌
[ PHYSIQUE MAGAZINE 005 ]