フィジークマガジン004号でセンセーショナルにCOVERを飾ったReebokONEアンバサダーのAya。
フィットネスとファッションの融合
女性としての究極的な “ 強さと美しさ ” を追究し続けるAyaのライフスタイルを紹介する新連載。
3Days 1Restのワークアウト / 3days 1rest CrossFit training
3Days 1RestのワークアウトパターンはCrossFitが推奨しているもので、私も自分のライフスタイルの中に組み込み繰り返し行っているパターンです。3Daysのワークアウトは敢えて決まりをつけずに、その日の体調に合わせてその内容を決めるようにしています。私の性格上、決まりをつけると息苦しくなってしまうからです。
例えばカーディオ(有酸素運動)を比較的長い時間やったら、翌日は出来る限りウェイト系をやって、最後の3日目はカーディオとウェイトをミックスさせてやるとか。私のトレーニングの基本スタンスはウェイト系ばかりをやり過ぎないで、脂肪を燃やしつつ筋肉にアプローチをかけていくというスタイルです。
前日にお友達と一緒に食事に行ってたくさん食べてしまったとか、やんちゃに飲み過ぎてしまったなんていう時は、次の日はウェイトをやるよりカーディオを思いっきりやって飛ばしてしまった方がいい。
3Days初日にやったワークアウトの内容で、残り2日が決まるという感じです。自分の体調と自分のコンディションに合わせて、また気分もあるし…そうでないと楽しく運動ができなくなってしまいます。自分自身は自分がプロデュースする立場なのに、あたかも他人からアレしろ、コレしろと言われているかのような感覚に囚われたらダメ。
ただ、自分の中でのルールは「毎日必ず全身を使うこと」。従来のフィットネスだと、今日は上半身だけ、明日は下半身だけということがよく言われてきたけれど、私は必ず毎回、指先から足先まで使うくらいのクロスフィット要素が入ったワークアウトをプログラミングしています。過去私も色々なパターンを試してきたけれど、私にはこれが一番心地良かったです。
それからRestについて、Restの日は完全に運動せずにしっかり休む。毎回やりたい気持ちはあるけれど、疲労が溜まって怪我に繋がることも考えられるので、休むことも重要視しています。
水分をしっかり摂る!! / take much pure water
人間のカラダはほとんど水分で出来ているというのは誰でも知っていること。でも、実際に“水”を摂ることは意外にも少ないようです。コーヒーを飲むとか、食事の際にお茶を飲むとははあるけれど、ペットボトルで純粋な水をしっかり飲むことはあまりされていないような気がします。
ライフスタイルにフィットネスを取り入れている人は、水への意識が強い人が多いけれど、普通に生活しているだけだとなかなか実現できていないものと思います。
私はモデル時代には1日2リットルの水を飲んでいました。水をしっかり摂って、中に溜まっている物を排泄する…そうすることで水でカラダの循環を良くする。そうすることで肌は綺麗になるし、カラダ全体がクリーンになります。海外のモデルさんやハリウッドの女優さんも情報を調べてみると、必ずと言っていいほど水を多く摂取しています。
また、運動するときにスポーツドリンクを飲む人がいますが、ぞれは絶対に純粋な“水”に代えるべきです。いらない要素が入っているジュースを飲みながら運動するのはお勧め
できません。ムダなものをカラダに入れているのと同じなので、純粋に “水”…身体は水で出来ているから水を入れる、とても単純なのです。
お風呂上がりのマッサージ / massage after the bath
日々の生活の中で歩いたり、階段を上ったりと脚って毎日使うもの。私はお風呂上がりのマッサージをモデル時代からずっと行ってます。
寝る前には脚全体に乳酸が溜まった状態になっているので、それを残したまま寝てしまうのは、次の日に疲れを持ち越すことになってしまいます。その疲れを日々積み重ねてしまうと脚はどんどん太くなっていってしまいます。
“ その日の疲れを次の日に持ち越さない ”
風呂上がりは最もカラダが温まっていて、脂肪も筋肉も温められているので、その時にマッサージクリームで下から引き上げるようにマッサージをすると効果的です。脚からお尻にかけて入念にマッサージをすることにより、疲れを解消するだけでなく、運動で硬くなった筋肉を柔らかくすることができます。
夕食は " 完全炭水化物ゼロ " / zero carbo at dinner
普段のライフスタイルでは朝と昼には、パスタ、パン、米など、炭水化物を摂取しています。でも、夕食だけはそれらの炭水化物無しで、野菜と肉、魚、卵など、たんぱく質中心のメニューです。
炭水化物はエネルギーに代わるものなので、朝や昼に食べれば普段の生活の中で燃えてしまいます。でも、夜は既に寝る体勢にカラダが入っているので、そこで炭水化物を摂ると全部脂肪に変わってしまうので、摂取しません。
また、食事のタイミングとしては就寝3時間前には終わらせるようにしています。胃の中で消化されるのは2時間かかると言われているので、そのようにしています。
でも食べない事はカラダには絶対悪いので、しっかり食べることは大切です。ただ、食べ方が重要です。ダイエット第一歩として最初に誰でも行えることとして、夕食の炭水化物抜きはお勧めです。
たっぷりの睡眠!! / Enough sleep
これは当たり前の話ですが、よくサラリーマンの方でお仕事が忙しくて2時間くらい寝て、また会社に行くなんていう話を聞くことがあります。皆さんお仕事が忙しいのはわかりますが、睡眠不足は仕事に於いても良い結果は残せないと思います。人間6時間以上寝ないと頭は働かないのです。脳の本を読んでもシナプスがまず起きないし、ニューロンも活発に動かないし、その中で大事な会議に入っても提案が出来るとは思えません。
何故日本人は早起きが苦手か?クロスフィットのレッスンをやっていると、朝は外国人が多く、夜は逆に日本人しかいないのです。なぜかというと、外国人は仕事を早く終わらせて、早く家に帰って、早く寝て、早く起きてワークアウトをするのです。日本人はダラダラ寝て、夜遊んで、飲みに行って、それで早起きができないという傾向が強いようです。日本で働いている外国人の生活習慣は、たっぷりの睡眠と活発になったカラダと脳のまま仕事や会議に臨むので、業務効率も良いのです。
アスリートも同じです。オリンピック選手が2時間しか寝てないなんて聞いた事がありません。たっぷりの睡眠はファッションショーに出ている売れっ子モデル達も常に心がけています。睡眠不足は即、肌に出てしまいます。睡眠不足は何においても絶対よくありません。わかっているようで、わかっていないポイントです。