メンズフィジーク・フィットネスビキニの大会に行ってみた!/関東オープン大会編 Vol.1の続きです!
厳粛な開会式の幕開け!
大会実行委員長の元木氏による開会宣言後、選手一同が入場。
選手皆さんの笑顔が眩しく、思わずこちらまで笑顔になれます。
その後、日本国旗に向かって、国歌吹奏。
フィジーク、ビキニも歴とした競技なのです。
選手一同
ビキニの選手はとっても華やかですね
優勝杯返還
基本的に、写真・ビデオ撮影可能ですが、以下の事項は禁止です。
・三脚を立てての撮影(ただし、一脚は使用可能)
・通路での撮影
・審査員の前に出ての撮影
・他のお客様に迷惑となる行為での撮影
撮影OKなところが嬉しいですね。
大会を訪れた際は、ぜひ憧れの選手をたくさん写真に収めて下さい。
気になるフィジークの審査について
受付でいただいたパンフレット
ボディビルは筋肉の大きさとキレがかなりの評価対象になるのに対し、フィジークは大きさというよりもバランスの取れた筋肉の付き方が評価されます。また、上半身だけを評価する訳ではなく、ボードショーツで隠れて見えませんが、全体のフォルムとしての脚も評価対象にはなっています。
今大会のメンズフィジークの流れは以下の通り。
「168cm以下級、172cm以下級、176cm以下級、176cm超級、マスターズ50歳以上級」の全部で5つのカテゴリがあり、各カテゴリ毎に順位付を行います。
(1)最初のピックアップ審査(一次予選)で12名に絞る。
(2)その後、ラウンド1(二次予選)で12名から6名に絞る。
(3)予選通過者 上位6名がラウンド2(決勝)進出となり1〜6位が決定。
(4)表彰式
他の競技同様、まずは予選が肝心なのです。
メンズフィジーク ピックアップ審査
最新の洋楽と思われるノリノリなBGMがガンガン流れています。
心なしか、私自身もワクワクしてきました。
そろそろ選手が登場する模様。関東オープンの開幕です。
メンズフィジーク マスターズ50歳以上級
(1)コールされた順に挨拶の1ポーズをとってから舞台後方に整列。
メンズフィジーク 168cm以下級は28名と一番多く、いかにアピールできるかが肝心
(2)全員、もしくはグループ単位でハーフターンとクォーターターン → 並び替えて再度ハーフターンとクォーターターン。
司会者の「ターンライト」という指示のもと、右回りに4分の1回転ずつポーズをとりながら1回転します。
クォーターターン
クォーターターンでサイドポーズをとったときの片手の位置は審査員側の腰に、そして片方の脚の膝を曲げて少し後方に流す。
メンズフィジーク 172cm以下級
メンズフィジーク 176cm以下級
ハーフターン
フロント・バックともにスタンスは広くとり、ポーズを決めたときは片方の手は腰かポケットに添える。
なるほど。ボディビルとは異なる規定ポーズがあるんですね。
基本、ボディビルでいう「リラックスポーズ」と呼ばれるポーズですが、リラックスなんてとんでもない。
実は、力が入っています。
ステージ上でキープし続けるのは、とても大変なことなのです。
メンズフィジーク 176cm超級
(3)全員左右に別れてセンターで比較審査。
ここでも力を抜くことはできません。
メンズフィジーク 176cm超級
(4)比較審査終了後、全員整列して退場。
審査員へ最後のアピールタイムです。
以上、メンズフィジーク各カテゴリのピックアップ審査が終了となりました!
とにかく、会場の盛り上がりがすごい!
次は、フィットネスビキニのラウンド1です。
気になるビキニの審査について
2014グアム親善大会にて
(左から)ウィメンズフィジーク 大森恵美子選手、ボディフィットネス 土門真理子選手、フィットネスビキニ 新井敬子選手、椎名智香子選手、ボディフィットネス 齋藤由紀選手
フィジーク同様、全体のトータルバランスで審査します。つまり、筋量が多過ぎても減点対象となる場合もあるのです。コスチュームのセンスや、アクセサリー、手入れが行き届いたヘアースタイルも重要です。
昨年のグアム親善大会の写真を見ると、競技種目毎の明らかな違いが分かりますね。
今大会のフィットネスビキニの流れは以下の通り。
「158cm以下級、163cm以下級、163cm超級」の全部で3つのカテゴリがあり、各カテゴリ毎に順位付を行います。
通常は、ピックアップ審査から入りますが、今回はエントリー選手が12名以下のため、ラウンド1からのスタートです。
(1)ラウンド1(予選)で順位付けを行い、上位の選手が決勝に進出できます。
(2)ラウンド2(決勝)でさらに順位付けを行い優勝が決まります。
(3)表彰式
フィットネスビキニ ラウンド1
もちろん、会場にはノリノリな音楽がかかっていますよ。
そろそろビキニ選手の登場です!
フィットネスビキニ 158cm以下級
(1)コールされた順に1名ずつ挨拶の1ポーズをとり、それからLウォーキングで指定された位置まで進みフロントスタンスをとる。次にハーフターンをしてバックスタンスとなり、そのあと舞台後方に移動して整列。
三船麻里子選手、笑顔がとっても素敵です!
フロントスタンス・バックスタンス
フロント・バックともにスタンスは広くとり、どちらか片手を腰に添える。
※フロントスタンスとバックスタンスをとった時に、必要以上に前傾姿勢をとってバストやヒップを強調することや、不自然にヒップを振ることは禁止されています。
フィットネスビキニ 163cm以下・163cm超級
(2)組単位でクォーターターン → ハーフターン 並び替えて再度クォーターターンとハーフターン
結構簡単そうで、実は難しいポージング。
実際にやってみると尚更分かるはずです。
クォーターターン
・フロントでは、どちらかの手を腰に添えて広いスタンスをとる。全身が正面を向くように。
・サイドでは、後方の手を、腰に添え、上半身と顔はやや審査員側に向ける。脚は審査員側の膝を少し曲げる。
・バックではスタンスを広くとり、両手を伸ばして下におろす。卸した手は指先を開いて内側に向け、両手とも体から少し離す。全身が真後ろを向くこと。
フィットネスビキニ 158cm以下級
(3)左右に分かれてセンターで、クォーターターンとハーフターンで比較審査。
フィットネスビキニ 158cm以下級
(4)比較審査後、全員ナンバー順に整列したあとステージを下りる。
ビキニ選手一同、すごく綺麗でした。
トレーニングに対するモチベーションがアップすること間違いなし。
次は、決勝審査の様子をお届けします。
Vol.3に続きます。